03
話によれば、わたしは一年A組らしい。変わった奴も結構いるが皆いい奴らだと、今わたしの横を歩く教員は言う。名前は・・・・・忘れちゃった。(きゃは)そうして教室までの道のりわたしたちは他愛もない話をしながら歩いていた。
「じゃあ、俺が呼んだら入って来い、いいな?」
「うん、わかった。」
わたしは尊敬している人や、目上だと思っている人にしか敬語でははなさないことにしている。(例として潤さんと軋識さんとか)教員が入っていった教室では、おぉーっ!とか、よくわからない声が聞こえる。大方転校生がいる、ということについてだろう。
「・・・・じゃ、入ってきてくれ!」
その声とともに教室に入る。・・・・・・一瞬クラス中がシンと静まりかえったが、その後色々な声が聞こえる。かわいー、とか なんで傘持ってんだ?、とか どこの制服だろ?、とか。これ等はいいとして・・・・ちっちぇーって言った奴誰だよ今すぐ零崎ってやりたい・・・。(この身長気にしてるんだから!)
「・・・・・・・京都から来また、です。 とりあえずよろしくね?」
適当に愛想笑いをし、紹介された席につく。(窓際一番後ろ)
隣は、沢田綱吉君というちょっと内気(?)な男の子だった。沢田君としゃべってたら教室の真ん中あたりから刺すような視線が。(銀髪の男だった)(・・・・え、もしかして)