「・・・・・・・で、結局お前はの何なんだ?」



黒スーツの赤ん坊が言う。周りの餓鬼たちが答えを待つかのように此方を見てきた、もちろん僕はの恋人でもないけど(そうなってほしいけど)ここで馬鹿正直にオトモダチだの何だのって言ってやる必要もない。むしろそうすることでライバルが増えるのはごめんだし、戯言遣いのおにーさんでも見習ってここは軽く嘘でも戯言でも、吐いてやるさ



「何って言われても?さっき言ったとぉォォーっり!のコイビトってやつじゃね!?・・・・・ってわけだからァー・・・・に手ぇ出したらただじゃおかねーからな?・・・・・・なーんちゃってぇっ!!ぎゃはははっ!!!」



最後の方は僕の本音だ。(には指一本だって触れてほしくない)いつものように笑って僕は愛しのの待つ外へ飛び降りた。視界の隅に捕らえた赤ん坊のヒニルな笑みと呆けている少年に呟きを残して。





「・・・・・・はわたさねーよ・・・・ぎゃは。」